よくお客様と会話をする時に、「筋肉太り」してしまうのが嫌だという意見をよく聞きます。
確かにスタイルを良くする為に筋力トレーニングをしたのに、その結果足が太くなってしまうのは嫌ですよね。
そもそも、筋肉太りとは何なのか?
「筋肉がつきすぎて、足や腕まわりのサイズが大きくなり太って見えてしまうこと」
だそうです。
筋肉太りという言葉は誰かが作った造語で、しっかりと定義されていません。
一般的に筋力トレーニングをすると、筋肉は大きくなります。
ボディビルダーさんを想像してもらえばイメージしやすいと思います。
スタイルを良くする為に筋力トレーニングをしたのに、逆それが理由で足が太くなったりするのは本末転倒な話ですよね。
しかし、筋肉を大きくするのにはとても時間がかかってしまうのが現実です。
私が今までトレーニングを教えてきた経験上の話ですが
男性の場合、全く運動をしたことがない人で筋肉を1㎏増やすのに、週2回60分しっかりトレーニングを行って、約3ヶ月ぐらいかかります。
女性はこの2倍ぐらいの時間がかかります。
女性は筋肉を大きくするホルモンが出にくいので、男性よりも時間がかかってしますのです。
そして、トレーニングを続けいくと徐々に筋肉が大きくなるスピードが落ちてきます。
週5~6日筋力トレーニングをしているプロのボディビルダーさんでさえ、筋肉を1kgを増やすのに1年がかりです。
筋肉を増やすのって本当に難しいんですよ。
皆さんは何の為に筋力トレーニングを取り入れようと思いましたか?
「ダイエット」と一括りで言ってしまうのはとても簡単なのですが、脂肪を燃焼させるために筋力トレーニングを行うのは少し目的が違ってきます。
脂肪を燃焼させるにはランニングやウォーキングなどの有酸素運動が一番脂肪を燃焼されます。
身体を動かすエネルギーとして直接脂肪を使いますからね。
では何のために筋力トレーニングを行うのでしょうか?
私はこう考えています。
1、代謝の良い身体をつくるため
2、ヒップやウエストなどにしっかりとメリハリをつくるため
3、膝や腰などのケガを予防するため
です。
実際にやってみれば分かるのですが、筋肉太りを恐れて何もしないより
運動をして、余分な脂肪を燃焼し、メリハリのある身体になる方が筋肉太りするよりも早く効果が出てきます。
なので
結論としては、筋肉太りはしません。
もし運動をして体重が増えてしまった場合、一番考えられる理由として食事量が増えていることです。
運動をし始めるとエネルギーを普段より消費して空腹になりやすくなるので、そこで食べすぎてしまうのが原因だと考えられます。
糖質をたくさん食べると身体がむくんだ状態になってしまうので尚更そう感じてしまうかもです。
いろんな情報が目に入ってきやすいですが、まずはチャレンジして行動に移す方が大事だと思います♪